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かもめごよみ
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今週のかもめは大忙し。
本業であるインテリアコーディネーター業を久しぶりにやってます。
と言っても、、、直接お施主さんに会うわけではなく、プレゼン作成のお手伝い。

けれど、しばらく建築から離れていた私にとっては
商品のセレクトをはじめ、様々な感覚を取り戻すコトが大変。
ツルツル気味だった私の脳には、良い『脳トレ』の機会かと。
そんなこんなで現在、山積みになったカタログと格闘の日々です。


作業の合い間、脳みそが熱くなってきたな~と感じたときは、
楽しい『よみもの』で気分転換をします。


pen.jpg


ひとつは最近読み終えた『わたしのマトカ』。片桐はいりさんのエッセイです。

ずいぶん前から、読もう読もうと思いながら、先週やっと手に入れたのですが
じわっとやってくる『笑い』が、脳をリラックスさせてくれます。

マトカとはフィンランド語で『旅』の意味。
映画の撮影で、1ヶ月滞在したフィンランドでの珍道中が
はいりさんの独特な表現で描かれています。

様々な箇所に出てくる比喩の巧みさには、思わずふき出してしまうし、
あの風貌だからできる大胆な行動や、フィンランド人との面白すぎるエピソードには
読みながらお腹を抱えてしまうほどでした。気分転換にはぴったりな1冊♪
 
             mono117.gif
  
そしてもうひとつは『pen 2月号』。

懐かしいデザインやレトロな味わい。そんなぬくもりある文房具の特集です。
ステープラーやはさみ、ノートからスケッチブックまで、ページをめくるたびに
目が釘付けになってしまうような素晴らしいページ構成♪

その中に大阪の『チャルカ』さんという雑貨屋さんが紹介されていたのですが、
チェコやハンガリーなどの東欧の文具をいち早く日本に知らしめたショップというだけあって
こだわり&味のあるセレクト。大阪に行くことがあったならぜひ立ち寄ってみたい^^

それにしても・・・こういった文房具特集の雑誌を読んだあとは、
必ずといっていいほど『モレスキン』のノートと万年筆が欲しくなるのです(笑)
それらをさりげなく持って、どこかへ旅に出ることがわたしの憧れ。。。^^


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先日、読んだ本。
中川ちえさんの「ものづきあい」。


タイトルだけでもずいぶん心惹かれていたのですが、
少しザラッとしたキャンバス地っぽい手触りの表紙も、なかなか味があります。


慣れ親しんだものの中での日々の生活や、モノ選びのエピソード、
モノを通して触れ合った人々や家族との心温まるお話などが
中川ちえさんの目線でぎゅっと詰まった内容。


本を買うときはパラパラと最初のほうのページに目を通してみて
フィットしたものがあるかどうかで、買うor 買わないを決めたりするけれど、この本は即決。


「引越し」というタイトルの文章を読みはじめたそばから、ぐっとひき付けられ共感してしまうほど。


『引越しの際のモノの「選別」 ・ ・ ・ 残す、捨てる、あげる。すごく必要ではないけれど
いつの間にか自分の周りに集まってきたモノを目の前にすると悩んでしまう』
という引越しならではの悩み。


思えば私もかなりの引越し人生。
幼少の記憶のない頃から数えれば、8回もくり返している引越し。


大きな引越しから小さな引越しまで様々だけど、
住まいが変わるたびに新しく増えるモノもあれば去ってゆくモノもあり,
そしてずっと捨てられないものも。


引越しを繰り返した経験と、ある程度年齢を重ねたことによって
自分は何が好きで何が必要か、ということが見えてきたというか、
余分なものは持たず、シンプルに暮らせるようになれたかなと感じるところはあります。


・・・でも、
捨てられないモノが今も実家のクローゼットにひっそりと置いてあることも事実。
それらはまさに「すごく必要ではないけれど捨てられないモノ」。


fb75a2e4.jpg


そのひとつが自作の石のオブジェ。


昔から「石」が好きで、川原や公園でコロンとした石を見つけてはそっと持ち帰ってしまう癖がありました。
そんな石にドリルで穴を開け、鉄の棒を差し込んで作ったオブジェ。
オブジェ、と呼ぶには物足りない感じの完成度。このままでいいような、どこか足りないような。。。
もうひと工夫欲しいのだけどその工夫が見つからず、どうにもこうにも中途半端。


中途半端ゆえ、いつかアイデアが浮かんで面白いものに変身するかも!と
未知の可能性に期待して捨てることもできず。


現在は鉄の棒にサビがでて、そのサビで石も赤みを増し、味わい深くなりつつあります(笑)
しかも、サビがでてくるようになるとさらに捨てられなくなっちゃうんですよね。
「サビサビが好き」という点では、中川ちえさんと同じようです^^


でも面白いことに、そのオブジェを見るたびに
「何かを作ろうとしていた自分」を思い出して、くすっと笑ってしまうのです。
だから、もっともっと年を重ねた後にこのオブジェをみたら ・ ・ ・ すごく楽しそうじゃない?


結局「いいアイデア」は浮かばず、ガラクタのまま存在し続けるかもしれないけど
どこか足りないマヌケな感じが案外いいのかもしれません。
年に数回、実家に帰る度にクローゼットをあけるのが楽しみになりそう。


『使いながら生まれる愛着、日常の生活の中で目にするものたちからは
感じ取れることがたくさんある。ものとのつきあいは「人づきあい」と同じように大事なこと』
と語る中川ちえさん。


私のまわりにある「ものたち」によって、
私自身の暮らしが豊かに、そして居心地のよいものになっているって思うと、
全ての『もの』に愛着がわいちゃいますよね!




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プロフィール
HN:
かもめ
年齢:
48
性別:
女性
誕生日:
1975/11/12
趣味:
写真 海 手づくり
自己紹介:
浜松市北区在住。
小さな平屋で
子育てを楽しんでいます。
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