きつねさん

  


この紅葉、昨日撮影したものです。
紅葉なんてとっくに終わっているかと思ったんですけど、、、
こんな時期にこんなに鮮やかな色彩を見れるなんて！！


ちなみにココは「豊川稲荷」。今年初詣に行った場所でもあるのですが
昨日、なぜか「豊川稲荷」に行きたい衝動に駆られてしまったのです。


今年も一年無事に過ごせたということで、歳の瀬にお参りしたかったという理由もあります。
でも一番は、、、狐さんがずら～～っとたくさん並ぶ「霊狐塚」に行ってみたかったからなのです。


薄曇の天気の中、しっとりとした参道をゆっくり歩いていくと、目の前に現れた大きな鳥居。
それをくぐって本殿に向かいます。
ここはお稲荷さんといいながら、神社ではなくお寺さん。
本殿に近づくにつれ、
お経が聴こえてきたり、お線香の香りがふわっと漂ってきたりします。


 


新年を迎える準備の真っ最中だったようで、
「左側通行」なんていう初詣用の立て札があったり、
庭師さんがきれいに緑を整えたりする姿もありました。


なんでもない休日なのに、結構参拝客がいるものですね。
かもめ夫婦も「チャリーン」と御賽銭を投げ入れ、手を合わせてきました＾＾


そして、本殿から右手のほうにのびる道を進み、いよいよ「霊狐塚」へ。
雨上がりで土や苔のしっとりとしたなんともいえない香りが広がる参道に
「これこそ日本の香りだわ」とワクワクしてしまった私。
お稲荷さんというだけあって、いたるところに狐さんがいるのですが、
「霊狐塚」に近づくほど、その密度が増してきます。それはもう怖いくらいに。


木々の数も増し、参道も細くなってきたあたりから、まさに目線の高さに
じっと人間を見つめるように「阿吽」の狐さんがいるのですが、
その間を歩く瞬間は、ちょっとだけビビリます（笑）


そして・・・見えてきたのは何十体？何百体？と並ぶ狐の石像！！！
「ふ、ふぇ～～～～～～～（オドロキの声）」
夫も「鳥肌立った！！」と＾＾；　私も夫も初めて訪れた霊狐塚。
青々と生い茂る木々の中に鳥の鳴き声が降り注ぎ、そこにびっしりと並ぶ石像の数々。
まさに異空間。ここだけ世界が違うみたい！！
でも不思議なもので、しばらくそこを離れられず、この居心地の良さは何？と
疑問に思うほどでした。。なんか、とっても落ち着く場所なのです。
（写真がなくて残念ですが・・・何か、撮影してはいけないような気がして・・＾＾；）


たくさんの狐を拝見したあとは、ここが発祥の地だとも言われている
「いなり寿司」をお土産に。





初詣でいつも大行列を作っている「山彦」さんの「いなほ寿司」を購入。
ジューシーなお揚げ！！ひじき・人参・椎茸・クルミ・竹の子が入った五目酢飯。
程よい甘辛の味付けであとを引く美味しさでした♪


商売繁盛の神様として有名な豊川稲荷。どうかご利益がありますように♪